2013年1月6日、南太平洋に位置するフィージー共和国のヌクラウ島で、サメが大量に打ち上げられました。
サメの種類は日本でもなじみのある「シュモクザメ」で、小ぶりのサイズが50匹以上も海岸に打ち上げられ死んでいました。GFSC(グレートフィジーシャークカウント)のメンバーが島に上陸し原因を調査しているとのことです。
他のサメや魚には変化が無いことから、環境汚染や海水温度変化以外の原因ではないかと考えられています。
ニュース記事 Dead sharks in Fijians waters spark concern
クジラやイルカの群れが海岸に打ち上げられる原因は、今だ正確に判っていません。環境の変化、ストレス、地震などの前兆ではないかと言われています。
サメの集団死はあまり聞いたことが無いのですが、調べてみると2000年10月にアメリカ、フロリダ州でも100匹以上のサメが海岸で死んでいたニュースがあります。しかし原因は特定されないまま調査が終わったようです。
最近では、2012年11月にもオーストラリアとタスマニア諸島を挟むバス海峡でも、イルカが大量に打ち上げられ70頭が死んでいます。今回のシュモクザメの場所と比較的近いとも言えます、もしかしたら付近の海底で何か大きな変化があったのでしょうか・・・。
シュモクザメが打ち上げられた場所