火星に謎の巨大雲が出現して話題になっているようです。
AFPBB Newsによると
アマチュア天文愛好家らが火星上空の高高度で発見した奇妙な雲状のプルームにより、火星大気の組成に関する謎が深まっている。
論文によると、1つ目のプルームは、約10時間かけて形成され、その約11日後に消えた。その間、プルームの形状は次第に変化し、「2つの丸みを帯びた突起物」から複数の柱状になり、最終的には合体して1本の「指」の形になったという。
2つ目のプルームが出現したのは2012年4月6日。ほぼ同じ場所でみつかり、約10日後に消えたとされる。
これら2つのプルームは、南北および東西の方向に500キロ~1000キロの範囲で広がっていた。
http://www.afpbb.com/articles/-/3039812
火星の大きさから比べるとかなり大きな雲ですね。火山活動なのか隕石の衝突か、はたまた宇宙人の仕業か・・・
また、火星を周回している探査機の調査によってオーロラも観測されていて、地球のオーロラの1000倍明るいそうです。
いままで火星には薄い大気しか存在しないと考えられていましたが、巨大な雲やオーロラの発生するメカニズムを考えると、十分な大気が存在しているかもしれないと言うことだそうです。