南米を中心に目撃されるUMA「チュパカブラ」。
事の発端は1995年、プエルトリコで家畜として飼育していたヤギ8頭が殺される事件が起こりました。最初は野犬の仕業と思われていたのですが、その死体を調べてみると、首には穴が開き、そこから体内の血をすべて抜き取られているという、通常ではありえない殺され方をしていたのです。
ヤギの惨殺があった同じ時期に、カノバナス村の住民たちは正体不明の怪物を目撃しました。また、この目撃前後にこの村でヤギ、羊、牛などの家畜が次々に全身の血を抜かれ殺されていきました。
家畜の惨殺を繰り返す、この正体不明の生物に地域の住民は、スペイン語でチュパ(血を吸う)カブラ(ヤギ)と名づけました。
目撃者証言からその特徴をまとめると
●大きさ80cm~1.8m
●大きな赤い目
●大きな2本の牙が突き出ている
●頭から背中にかけてトゲが生えている
●三本指
また、羽が生えていて空を飛んでいたとの証言もあるようです。
チュパカブラによる被害が増加するとプエルトリコのマスコミでも大きく取り上げられ、事態を重く見た政府は大規模な捜査を行うも捕らえることはできませんでした。
人間も襲われる
その他の国でも目撃や家畜被害が広がる中、1996年とうとうメキシコにて人間が襲われてしまいます。
メキシコ・ハリスコ州に住む、ホセ・アンヘル・プリド氏が帰宅中、怪物が飛び掛ってきたというのです。ホセ氏は何とか必死に追い返し右腕を噛み付かれるだけですみました。また、詳しい詳細は不明ですが、2004年に南米のチリでも人間が襲われる事件が起きているようです。
チュパカブラの正体は?
現在、プエルトリコ以外にもチリ・メキシコ・アルゼンチン・アメリカ、などで目撃証言や家畜被害がありニュースなどでも取り上げられていますが、確実な証拠がないため、その正体については様々な説が伝えられています。
野犬・オオカミ・コヨーテなどの野生動物説
野生動物による家畜の被害は実際にあるようです、たとえ犬でも真っ暗な状態で得たいの知れない何かが動いていたら間違えていても不思議ではありません。ただ、野生動物だと首から全身の血だけを抜き取ることは難しい気もします。
未確認生物・突然変異説
今まで見つかることのなかった新種の吸血動物や、オオカミなどの肉食動物が突然変異によって姿を変えたとされる説。
人間説
悪魔崇拝をしているカルト集団が、儀式で使うために家畜の血だけを抜いているという説。
生物兵器説
軍や政府など人間の手によって動物の遺伝子操作が行われ、それが逃げ出し増えたという説。
宇宙人、エイリアン・アニマル説
宇宙から来た宇宙人、または宇宙人が作った生物エイリアン・アニマル説。チュパカブラの目撃現場では、同じくUFOの目撃が多発との噂からこの説が浮上したようです。
チュパカブラではないかと噂される写真や映像
有名なチュパカブラではないかといわれている写真ですが詳細は不明。
頭部でしょうか。
血を抜かれてチュパカブラに殺されたと思われる豚と鶏。
こちらの写真はレプティリアンという種類の宇宙人。この宇宙人がチュパカブラだと言う意見もあるようです。
weird creature possibly Chupacabra sighted in Nuevo Laredo pro 8 news Feb 24, 2009
Chupacabra Mystery Finally Revealed